概要
AR/VR開発で利用するのがUnity(最近はゲームはUnityだけでハンクなってる)ですが今はノートパソコンで作るのが一般的です。そしてOSはWindowsが主流です。
また、VRはOculus Questというハイスペックなヘッドセットで作成していきます。
目次
VR・ARで使うPCで思うこと
VR・ARの現在と未来
VRとARについて
VR(Virtual Reality)は仮想現実と言ってコンピュータで作り出された世界です。現実ではないが現実にそこにあるかのように3Dの世界が広がっています。
AR(Augmented Reality)は拡張現実と言って現実の世界にコンピュータで作られたオブジェクト(モノ)が増えます。少し前に流行ったPOKEMON GOが有名です。現実の世界に非現実のモンスターが現れてモンスターボールで捕まえます。
2020年6月 現在のVR・AR
VRはエンターテイメント業界では多く利用されてきています。2019年3月まで新宿にVR ZoneというVRを体験できる大型VR体験施設があったり、様々なイベントが開かれ話題になっています。
他にも医療業界や建築業界、旅行業界、自動車業界もVRを活用し始めています。これから様々な業界がVRやAR、MRリリースしていくことになるでしょう。
また、開発は大手企業が多いですがベンチャー企業も開発が少しずつ増加しています。フリーランスエンジニアの案件としても非常に多くあります。
開発はUnity
ゲーム開発でお馴染みのUnityですが、VR・ARでも使用します。UnityとはUnityテクノロジーズという会社が開発したゲームエンジンです。プレイステーション4のかっこいい3D技術で使われていることが多いです。また、簡単なゲームでも使用されるケースも多くあります。
しかし、むしろゲーム業界は今、Unityとは違う技術も出てきており多角化の流れです。
デスクトップPC開発よりノートPC開発
VR・ARの開発に必要な性能
VR・ARの開発はハイスペックPCである必要があります。3D技術を使うのでPCの負荷が高いです。購入するときに検討するのは以下の部分に注意をする必要があります。
- CPU
- メモリ
- グラフィック
CPUとメモリ
PCについて詳しくない人もパソコンの性能で重要視するのがこの2つです。VR・AR開発ではCPUは最低Core i7以上が必要です。また、メモリは16GBは最低限必要になります。
推奨環境
CPU : Core i7 新しいPC2019年以降発売のPC Core i9はさらにおすすめです
メモリ: 32GB
グラフィックの能力
パソコンのスペックをCPUとメモリだけで判断する人が多いです。しかし、グラフィックの処理能力は非常に重要です。略してGPUということがありGraphics Processing Unitの略です。
2020年6月現在は以下のスペックが必要です。
VRAMというグラフィックメモリの最低必要な環境は4GBです。推奨は8GBです。
ノートパソコンの理由
持ち運びが気軽にできるので打ち合わせの時に開発中のノートPCをそのまま使うことができます。
最近では新型コロナウィルスの影響で世の中の働き方がリモートワークに変わってきています。その時、ハイスペックノートPCであればいつでもどこでもVRの開発が可能です。
おすすめノートPC
Microsoft Surface Book 3
マイクロソフトが出しているPCです。OSはWindowsでSurface系の中でもっともハイスペックなシリーズです。Surface Bookのなかでとくにおすすめ商品はこちらです。
OS | Windows 10 Home 64ビット (DSP) |
CPU | Intel® Core™ i7-1065G7 モデル |
メモリ | 16GBまたは32GB 3733Mhz LPDDR4x |
グラフィックス | 6GB GDDR6 グラフィック メモリ付き NVIDIA GeForce GTX 1660、Max-Q Design |
SSD | 256GB、512GB、または1TB PCIe SSD |
備考 | 通常のデバイス使用で最大 15.5 時間 |
マウスコンピュータ G-TUNE
マウスコンピュータは国産のメーカーで安くて高品質な製品が多いです。OSはWindowsで、G-Tuneというゲームのプレイ用に作られたPCなのでグラフィック能力も高いPCです。デスクトップPCもノートPCも用意されています。
特におすすめの商品はこちらです。カスタマイズが豊富なので自身の要望に応じて選択できます。
OS | Windows 10 Home 64ビット (DSP) |
CPU | インテル Core i7-8709G |
メモリ | 16GB メモリ ( オンボード / DDR4-2400 / デュアルチャネル ) |
グラフィックス | AMD Radeon RX Vega M GH |
SSD | 512GB NVM Express SSD ( M.2 PCI Express 接続 ) |
備考 | 高性能グラフィックスを 搭載したCPU 約10時間の バッテリー駆動 |
オキュラスクエスト2について
Oculus Quest2とは
VR専用のヘッドセット付きPCです。PCがなくてもVRの世界を楽しむことができます。
2020年10月13日に発売されたばかりの商品です。オキュラスクエスト2はVR開発に使うことにも適しています。今までは縦横斜めといった動きだけだったが、体の上下左右の動きにも対応しておりより動きの幅が広がっています。
前回発売されたOculus Quest1から1年で新しいものが発売されました。大幅なバージョンアップが1年で出てきているのでVRの進歩は大きいです。VRでYoutubeをみたりゲームをすると臨場感が半端ないです。Oqulus Quest2は単体で使うことができます。
ただ、VR開発はPCに接続することは必須です。ここではVR開発に必要なアイテムが揃っています。VRの開発はオキュラスクエスト2とMicrosoft Surface book3のペアがおすすめです。
まとめ
VR・ARは今後の技術の中でも勢いのある分野です。開発のPCはデスクトップが多かったですが最近のノートPCの性能が上がってきたのでノートパソコンが主流うになってきています。リモートで働く時もノートPCだと持ち運びが簡単です。上場企業ならセキュリティ管理で持ち運びできない場合もありますが今の時代は持ち運んでもいいようにセキュリティも変化してきています。