概要
エンジニアはシステムを設計するときに頭を使います。
複雑なシステムを作るときに頭の整理をするときにマインドマップを使うと効率的な作業ができる方法を簡単にまとめたのと参考本のご紹介をしています。
目次
マインドマップとは
そもそもマインドマップとは考えの整理をする地図みたいなものです。
中心にテーマのキーワードか絵を配置しその中心のテーマについて連想するキーワードを放射線状に書いていきます。
頭の中だけで思い描いていたことだとすぐに記憶から消えていくのですがマインドマップに書いているとわかりやすい地図のようになっているために考えがそこからまとまる事もあるし、新しい発想が生まれることもあります。
この仕様だからこのデータをここに反映させないといけないということを階層的に考えをマインドマップにまとめていくことによって新しい発想が生まれることもあります。
経営コンサルタント等が問題解決をする時にマインドマップを使うことがありますし、システム開発を行う時の設計の段階でこのシステムを作るためにどのように組んでいくかの整理をすることができます。
マインドマップの使用目的
そこから設計書に落とす事を私はよくします。マインドマップの使用目的は以下が比較的多いです。
- 思考の整理
- 問題解決
- 設計
- プレゼンテーション
思考の整理
マインドマップでまとめたことを全体的に見ていくと、考えがまとまってきてわかりやすく文章にする事もできます。自分の考えを一望できるので考えがまとまり新しい発想も生まれてくることが多々あります。
問題解決
コンサルタントのように問題を解決するために使います。
テーマを問題解決の中心的なキーワードを置いてそこを中心に考えを増やしていきブランチに分けて考えを増やしていくと問題が解決できる糸口が出てきます。
大抵の場合は問題解決の糸口が出てくるのでお試しください。
システム開発・設計
システムエンジニアとしてはこの使い方が一番多いと思います。
例えば、ショッピングサイトの決済方法を増やす時にどこからどのように実装するのかを考える時、
例えば今までクレジットのみだったが「アプリ内課金」の機能を実装したいとなったら、アプリ内課金をどのように実装したらユーザーが使いやすいのかを考えます。
キーワードは「アプリ内課金」と中心に置くことでそこからアイデアを派生させていくと自ずと答えが出てくるようになります。
プレゼンテーション
テーマに対して考えた結果をマインドマップに残し、そのマインドマップをそのままプレゼンテーションで披露してもわかりやすいかもしれません。
見ていてもわかりやすいので何回か私もマインドマップをプレゼンテーションの資料としてだし発表したことがあります。
マインドマップのテクニック
基本的にマインドマップは自由な発想を持って書くことを意識するものですが構造化を意識して書けばロジカルシンキングや俯瞰的思考が可能になります。
システムエンジニアとしてのマインドマップはほぼロジカルな思考を持って組んでいくための補助ツールとして役に立つ場合が多いです。
プロのシステムエンジニアとしては自由な発想を仕事に活用することができます。