概要
エンジニアはロジカルに物事を考えていくことを要求されます。
システム仕様を考える時やプログラムを実装する時に順序立てて考える必要があるからです。
そこで、今回はロジカルシンキングを強化する案内をしたいと思います。
目次
エンジニアのロジカルシンキング について思うこと
このような疑問・質問に解決していきたいと思います。
ロジカルシンキングとは
日本語では論理的思考と言われています。わかりやすく道筋を立てて考える方法です。
複雑な問題を分解し、小さくなった問題を一つ一つ解決に向けて導き出す作業です。
要件をシステムの仕様にしていく過程で非常に多くのことを決めていく必要が出てきます。その時、仕様を順序立てて考えていかないとシステムを作成する前に論理が破綻して仕様が固まらず同じことを繰り返して進まない状況になることになります。プログラムの実装する時も道筋を立てて書いていかないと複雑なコードが出来上がってしまいます。
論理的思考が身についていると物事を順序立てて作成することができるのでシステム開発において抜け漏れのない設計をすることができ、仕様の手戻りを少なくすることができます。
エンジニアがロジカルシンキング身につける必要性
ロジカルシンキングテクニックはITエンジニアやコンサルタントが暗黙知として持っている体系を使ってドキュメントやプレゼンテーションのノウハウを提供してくれます。
エンジニアがロジカルシンキング の能力を高めるためには
ロジカルシンキングを身につけるには、専門技術や厳しい訓練は必要ありません。考える際の「フレームワーク」を身につけるだけで、効率的に論理的思考が出来るようになるのです。
「フレームワーク」を使うと、物事が複雑に入り交じった状況でも、全体を構造的に理解することが出来るようになります。これからご紹介する4つの型は、効率的に論理的思考を加速させることが出来るのでまずはこの4つの型をマスターすることから始めましょう。
ロジカルシンキングのフレームワーク
いくつかのフレームワーク(枠組み)を使って決まった枠組みに当てはめることによってロジックを組み立てやすくする方法がいくつかあります。
そこで今回は以下4つを紹介します。
- MECE(ミッシー)
- ロジックツリー
- 演繹法
- 帰納法
MECE(ミッシー)
・モレなくダブリなく全体的に把握すること
・ショッピングサイトを作るときに何が必要なのかを網羅的に考えること
ロジックツリー
一つの問題に対してなぜそう思うのかさらにそれはなぜ発生したのかさらに・・・と深掘りしていき深掘りしていくための考え方
演繹法
「◯◯だから××である」という理論で物事を推論していき結論に導く方法
例:
「お金はモノやサービスと交換できる だから価値がある」
「車は速く走ることができる、だから遠いところまで行ける」
帰納法
「スリーネクスト社は従業員が増加し続けている。新しいサービスをどんどん生み出している。社長の羽振りがいい」 → 経営が安泰している
といったように類似点をまとめ上げて結論を引き出す方法です。
まとめ
これらのロジカルシンキングでは基礎と言われる方法を取り入れITエンジニアとして現場で使っていけるようにすれば設計や要件定義について仕事を任されても対応できるようなっていけると思います。
ロジカルシンキングの基礎をやってその後で読むIT現場で使えるロジカルシンキングを学ぶのも大切なことだと思います。この短い文章でロジカルシンキングについて伝えられません。私自身はロジカルシンキングの本を10冊以上は読んでます。