概要
正社員エンジニアからフリーランスエンジニアになるのは不安です。
そこでフリーランスになって8年の私の経験をもとにどのように不安を解消したのかまたどのようにアクションすればスムーズで円満にフリーランスエンジニアになれるのかを記事にします。
目次
なぜ、フリーランスエンジニアになるのか
フリーランスエンジニアになる理由は収入が多いことと自由な時間が多く持てるの2つが大きいです。また、仕事内容としては要件定義や基本設計よりも自分はプログラミングを駆使して実装したいという人もフリーランスエンジニアになる理由です。
正社員とフリーランスエンジニアの報酬や仕事内容を詳しく知りたい方
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正社員とフリーランスのエンジニア収入(年収)・仕事内容・環境比較
正社員とフリーランスのエンジニアを比較します。主に給与(報酬)と仕事内容について比較します。また、フリーランスエンジニアと正社員エンジニアで取り巻く環境の違いも比較します。読者の方がどちらに向いているか判明します。
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正社員とフリーランスのエンジニアの労働時間を詳しく知りたい方
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正社員からフリーランスのエンジニア転身でブラック企業とは無縁
フリーランスエンジニアは正社員よりも労働時間が短いです。その分スキルアップに時間を割くこともできるし趣味に時間を使うこともできます。正社員よりも圧倒的にフリーランスエンジニアのほうが充実した人生を過ごせるというテーマです。
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フリーランスエンジニアになるための障壁
企業からの案件が途絶える心配
Webシステムやスマートフォンアプリを筆頭にIoTやAIなどの技術は人不足の状態が続いています。
人不足のためフリーランスエージェントから紹介される案件は豊富で毎回10件以上あります。そのため、仕事が途絶えることがありません。
会社を辞められない・辞めても仕事がない
会社を辞められないと思ってる人に対して退職代行のサービスを案内したり案件を取得してから会社を辞める方法を正社員からフリーランスエンジニアになるロードマップで解説しています。
自分のスキルで通用するのか不安
経験年数が3年以上あれば問題ありません。テストばかりの経験だと乏しいですが実装経験3年であれば通用します。自分は実力がないと思う人でもフリーランスになると余裕で通用します。
フリーランスエンジニアの活動内容が不明
今回の紹介は企業常駐型のフリーランスエンジニアです。企業常駐型はフリーランスエージェントに登録し、仕事を紹介してもらい働きます。あとは、正社員の時と変わりはありません。税金の処理は確定申告をすること以外は特に違いはありません。
企業常駐型以外のフリーランスエンジニアの活動について知りたい方は以下のリンクのページをご参照ください。
企業常駐型フリーランスエンジニア以外の活動はこちら
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自立したフリーランスエンジニア 自分の力で仕事を作る働き方
自立したフリーランス エンジニアの働き方について説明しています。クラウドソーシングやアフィリエイト 、コネで仕事を取得したり、自分でサービスを立ち上げたり様々な働き方の紹介をしています。
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確定申告はどうするか
税金の計算はフリーランスでは必須項目です。サラリーマン時代は会社がやってくれましたが個人事業主開業以降は自分ですることになります。
やり方は税理士にお願いする方法と自分で会計ソフトを使ってする方法の2種類あります。
税理士にお願いする
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フリーランス・起業家のための確定申告・税金対策ー税理士ドットコム
フリーランス・起業家は初めの頃は税金について知識はあまりありません。税理士に頼めばいいのですがその税理士を選ぶにも相場はどのぐらいでどの分野に強い税理士なのかわからない。そんなときに便利な無料税理士紹介サイトを紹介します。
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会計ソフトを使う
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初心者必見!確定申告ソフト-やよいの青色申告オンライン2021年版
2021年の確定申告がもうすぐ開始になります。その前に確定申告用のソフトであるやよいの青色申告オンラインを使って安く簡単に提出できるように準備するをおすすめします。特に今年からフリーランスや個人事業主になった人は読んでおく価値ありです。
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正社員からフリーランスエンジニアになるロードマップ
フリーランスエンジニアになるための流れ
- フリーランス エージェントに登録
- フリーランス エージェントの面談を受ける
- スキルシート作成
- 開発案件をエージェントに紹介してもらう
- 案件 決定
- 会社に退職届を提出
- 仕事開始
企業側の都合は退職してから案件を探してほしいですが、お金がない個人のエンジニアにとっては仕事がない時期は不安ですし生活できないリスクがあるので企業側も汲み取ってくれています。そのため、上記方法で進めます。
フリーランス エージェントの登録
まず、フリーランスエンジニアになるため、エージェントに登録します。正社員の時と働き方が似ている企業常駐案件から開始することをおすすめします。
フリーランスエージェントの登録は1社ではなく複数のエージェントを登録して下さい。一つのエージェントだけでは自分にあった紹介できる案件がない場合もあるので次の月から仕事がはじまめられると限らないからです。複数登録することで自分にあった案件が見つかりやすくなります。
複数のエージェントに登録しても、負い目を感じる必要はありません。そういうものとエージェントも考えています。ただし、案件が決まったら必ず進行中の物を終了させてください。最低限のマナーです。
3つのおすすめフリーランスエージェント
レバテックフリーランス フリーランス エージェント最大手で初めてのフリーランスになる方の案件も豊富に揃えています。
エミリーエンジニア 利用者の4人に1人が、正社員からはじめてのフリーランスになる方です。
フリーランス エージェントの面談を受ける
スキルシートを求められますが、会社員エンジニアにはスキルシートはありません。(この段階ではスキルシートがないのは仕方ないことです)
この面談でスキルシートのフォーマットをもらったり、書き方を学ぶ時です。まず、スキルシートをエージェントのフォーマットに従って記載してからオリジナルのスキルシートが出来上がっていきます。
フリーランスエンジニアの必要書類 スキルシート
フリーランス エージェントに登録して仕事を紹介してもらうにはスキルシートの作成は必須です。スキルシートはエンジニアとして、どの言語やインフラを経験したかの経歴を記載します。つまり、職務経歴書のようなものです。
スキルシートの書き方を覚える方法はエージェントに登録してテンプレートをもらってエージェントの社員にチェックしてもらいましょう。わかりやすくより具体的に書くことで書類審査通過率が上がります。上記3つのフリーランスエージェントでは具体的にスキルシートの作成指導してくれます。
開発案件をエージェントに紹介してもらう
フリーランスエージェントによって開発案件が共通のものもありますが独自の案件とかも多いので複数から紹介してもらうことをおすすめします。
上記のどれかではなく全て登録することをお勧めします。
開発案件が決まる。
案件が決まれば、案件先との調整が入ります。いつから開始するのか、単価はいくらなのか、PCはMacかWindowsかといった調整です。
会社員は基本的には辞める前の2週間前には言わなければいけないので開始時期についてはできるだけ引き伸ばしてください。
そして今正社員で働いているから時間がかかるということを言ってください。その方がトラブルは少ないです。
退職準備
退職届は退職の2週間前に提出することが企業都合の一般的に言われているルールです。しかし、ルールに則ってすると間に合いません。自分の生活を守りながら安全に移行していくことを最優先にしてください。一方的で身勝手に退職するのはもちろんダメですが多少は目を瞑ってくれます。
それでも不安で問題を避けたいという方は退職代行サービスがあります。ここは法律の専門家もいるので合法的に退職させてくれるところなので相談してみるのもいいでしょう。
案件に入る
これで案件に入ることができれば正社員エンジニアからフリーランスエンジニアになったということです。
仕事を開始してから
案件決定から開始すると企業で常駐することになります。最近は新型コロナの影響でリモートで仕事をすることが増えてきたので自宅で仕事をする人が多いです。手を抜くと新しい技術がすぐに出てきて後輩たちがあっという間に技術力で抜いて行ってしまいます。
勉強は常にしておくことが大切です。
まとめ
正社員のエンジニアとして仕事をしていてフリーランスエンジニアになるのは不安です。しかし勇気を持ってキャリアを変えると明るい未来しかありません。私は実感しています。特に能力が高いわけではありませんが仕事を紹介してくれるし途絶えることはありません。